
ご飯はデンプンの塊です。
その周りに米ぬかや胚芽がついており、
ビタミンやミネラルなどほとんどの栄養素は、米ぬかや胚芽に集まっているのです。
デンプンというのは、「ブドウ糖」が沢山くっついて出来上がった、高分子化合物です。
デンプンが分解されて
⇒デキストリン
⇒マルトース
⇒ブドウ糖(グルコース)
といった具合になるのです。
ですから、分解すれば、糖質であることには変わりはありません。
ちなみにお砂糖(ショ糖)はブドウ糖と果糖がくっついたものです。
だからご飯というのは、実は糖分の塊(炭水化物)なのですが、
残念ながら、砂糖は甘いものでも、「ご飯は甘いものだ」という認識が無いんですよね。
無理もないです。
それほど甘くないですからね。
ところがここにワナが。
白米ばかりを食べていると、どんどん糖分を摂取していることになり、あっという間に高カロリー食です。
白米は食物繊維も、米ぬかも、胚芽もそぎ落とされてしまった、デンプンだけの塊ですから。
こうして日本人は高カロリー食となり、
肥満やメタボリック症候群や生活習慣病が増える、一因となったのではないでしょうか?
ところが玄米の場合はどうか?
玄米は、硬い皮で覆われていますね。
だから圧力釜でないとおいしく炊けません。
そしてよく噛まないと、消化に悪い。
そう、これこそ「食物繊維の仕業」なのです。
ところで、これも信じがたいかもしれませんが、「食物繊維」も砂糖や、デンプンなどと同じ、炭水化物の仲間なのですよ。
まあ分解すれば糖分。
信じがたいでしょ。
砂糖はヒトの消化酵素で分解吸収できます。
食物繊維というのは、そうした炭水化物(糖分)の中でも、ヒトの消化酵素で分解吸収できないもののことを言います。そして食物繊維よりもチョッと小さいのがオリゴ糖です。
玄米はありがたいことに、
ヒトには消化吸収できない皮(食物繊維)に包まれています。
だからもし玄米をよく噛み砕いて中身をあらわにしなければ、
中のデンプン(糖分)はそのまま、消化吸収されずに腸まで行ってしまうのです。
そして食物繊維の特徴として、水分を吸収するとネバネバ膨張します。
その中にデンプンなど糖分が抱合(かかえこまれてしまう)されてしまうので、
糖分の吸収が阻害されてしまうのです。
それに玄米は消化が悪い。
そのため、腹持ちがいいんですね。
なかなかお腹が空かない。
だからご飯を食べる量も減るというわけ。
だから、低カロリー食には玄米菜食なのです。
毎日食べているご飯を、玄米に変えるだけで、
食事を抜くような苦痛を味わうことも無く、
低カロリーにできるのです。
玄米菜食にする利点の大きな一つは、この低カロリー食であることです。
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